事実と感情

例えば「赤いリンゴがある」というのは客観的な事実で、「りんごはまずい」「りんごは世界で一番まずい果物だ」というのは主観的な感情の言葉だ。

SNSで流れてくる投稿の中には私が好きな人や好きなアニメとか小説とかに対してマイナスのコメントや批判的なメッセージもある。

以前の私はそれを見るたびに気分が悪くなって、「どうして私の好きな物を他の人は認めてくれないの？」「彼らはきっとこの作品の良さがわかっていない」と思い込んで、つい自分の意見を伝えたくなってしまった。

そして、相手に「私の意見をわかってほしい、共感してほしい」という気持ちでチャットしたこともある。

でも今では人も小説もアニメもリンゴのように、好きな人もいれば嫌いな人もいるのが当たり前だとわかってきた。

他人の意見を完全に変えることなんて、誰にもできない。

だから、そんなことで悩んだり嫌な気分になったり解決しようとしたりするのは無駄だと思うようになった。「

そういう考え方もあるんだね」と受け止めて、もし本当に気分が悪くなるようなところなら気持ちを乱さないためにブロックするようにしている。

SNSは人間の感情を拡大する場所でもある。

現実では口に出せないなことでもネットなら気軽に言えてしまう。

その結果は誰かの気持ちを傷つけてしまうこともある。

それがネット上での「暴力」が生まれる原因の一つなのかもしれない。

例えば「赤いリンゴがある」というのは客観的な事実で、「りんごはまずい」「りんごは世界で一番まずい果物だ」というのは主観的な感情の言葉だ。

SNSで流れてくる投稿の中には私が好きな人や好きなアニメとか小説とかに対してマイナスのコメントや批判的なメッセージもある。

以前の私はそれを見るたびに気分が悪くなって、「どうして私の好きな物を他の人は認めてくれないの？」「彼らはきっとこの作品の良さがわかっていない」と思い込んで、つい自分の意見を伝えたくなってしまった。

SNSは人間の感情を拡大する場所でもある。

現実では口に出せないなことでもネットなら気軽に言えてしまう。

その結果は誰かの気持ちを傷つけてしまうこともある。

それがネット上での「暴力」が生まれる原因の一つなのかもしれない。